最近飲んだワインの感想、パソコンや制作のこと、その他雑感を書いています。
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「強いドイツ」・・・
東西ドイツ統一後
なぜ、EU(ヨーロッパ連合)が発足したのか?

答えは簡単。
ヨーロッパ各国が、
強いドイツの台頭を恐れたからだ。

放っておくと
たちまち国力を回復し、
超大国になるから・・・

戦前から科学が発達し、
勤勉実直な国民性に加え
自動車など、工業製品の開発・製造に関しては
他国の追随を許さない。
統一後のドイツは国土も広大で、
欧州各国が
第二次世界大戦の悪夢の再来を恐れたことは
容易に想像できる。

そして、2011年
ヨーロッパにはユーロ危機が迫り、
金融崩壊の崖っぷちに立たされている。
様々な金融政策を打ち出したが効果は望めず
万事休す・・・。

豊かなドイツが
ユーロ危機にどう対処するのか・・・
世界中が注視している。

ドイツは慎重な姿勢を崩さない。
一言一句を吟味しながら使い、
各国の期待と不安への対応に苦慮している。

ユーロ援助に自国の資金を使い果たし、
EUと運命を共にし、最貧国家に転落するか・・・

各国の信頼を取り付け、
ナチスの悪夢を払拭し
ドイツ主導のヨーロッパ再建に取り組むのか・・・

メルケル首相は難しい舵取りを任されることになる。

現在、
イランを取り巻く世界情勢は不安定だ。
EUはもちろん、アメリカなどはイラン制裁に強気の姿勢を見せている。
場合によっては軍事行動も辞さないだろう。
それに対し、ロシア・中国は友好国イランに肩入れする声明を発表。
ミサイルなど軍事支援も増強の方向である。

TPPへ土足で踏み込み環太平洋ブロックを構築し中国封じ込めに知恵を絞るアメリカ・・・
先日は、クリントンがミャンマーまで飛んだ。
イラク・リビアの悲惨な姿を前に、アメリカに楯を突く勇気はミャンマーにはない。
早々民主化を進め、東アジア・ブロックの一員に変貌するだろう。

経済封鎖網を拡げ、中国を中東へ引きずり出そうと、アメリカは躍起だ。

このままでは、イラン発第三次世界大戦は避けられないだろう。

回避する道は無いのか・・・

それは、EUの動きにかかっている。

イラン制裁に賛同するEUを思い止まらせ、
反イラン陣営の暴走に歯止めをかける以外に道は無いだろう。
首根っこをアメリカに掴まれている日本にその力は無い。

ドイツは、ユーロ救済の妙案を発信し、
全世界の信頼を勝ち取らなければならない。
また、
イラン問題では
アメリカを牽制すると同時に、
中・露と対話を重ね
第三次世界大戦回避を眼中に入れ、
行動することが望まれている。





毎日新聞より

・・・転載開始・・・

強いドイツ:「独り勝ち」に欧州各国から警戒の声

 【ベルリン篠田航一、パリ宮川裕章】

欧州各国が財政危機にあえぐ中、域内最大の経済大国として勢いを増す「強いドイツ」に対し、各国から警戒の声が上がっている。背景には、強固な輸出力で黒字を続ける「独り勝ち」への反感のほか、2度の世界大戦を通じ欧州の脅威であり続けたドイツへの歴史的な不信もあるとみられる。メルケル首相は懸念の払拭(ふっしょく)に躍起だ。

 メルケル首相は2日、ユーロ圏諸国の財政を監視する「経済政府」構想について、「これは欧州のためであり、ドイツが欧州を支配する意図は全くない」と強調し、「ドイツ支配」に対する反発に配慮した発言をした。ユーロ圏の統合強化により、ドイツの影響力拡大を懸念する英国などを念頭に置いたとみられるが、実際に英国では「ドイツの支配する欧州には住みたくない」と発言する一部の政治家や、「(ナチスの第三帝国に次ぐ)第四帝国の台頭だ」とあおる大衆紙がドイツ脅威論をぶち上げる。

 ドイツは今年、ユーロ安の影響で輸出額が前年比で12%も増え、初めて1兆ユーロ(約104兆円)を突破する見通しとなり、大幅な貿易黒字が見込まれている。8月の時点で失業率は7.0%と、90年の東西ドイツ統一後最低にとどまり、経済は絶好調だ。

 こうした状況下、各国はドイツの「財布」に期待する。現在、各国が個別に発行する国債を欧州で「共同債」に移行すれば、財政危機国は資金繰りが容易になるため、導入を望む声が根強いが、メルケル首相は「(他国の債務を)共同で保証するなど考えられない」と突っぱねている。

 「強いドイツ」に、周辺国も気を使う。フランスのサルコジ大統領は「経済の話でいえば、ドイツも(第一次大戦後の巨額のインフレで)悩んだ過去がある。フランス人はそれを理解し、尊重しなければならない」と過去の歴史にまで言及し、厳格な財政規律を重視して負担増を渋るドイツへの配慮を見せる。

 一方で、第二次大戦でドイツに侵攻されたポーランドのシコルスキ外相は「私はおそらく、ドイツの勢力拡大を恐れない最初のポーランド外相だろう。ただ、ドイツが(危機に際し)何もしないことを恐れる」とドイツ台頭を持ち上げながら、やんわりと負担増を要求した。

 独紙ウェルトは「好かれないドイツ人」との論説を掲載。「ドイツは今、米国がこれまで経験してきたことを経験している。国が強くなれば他国からの要求ばかり増え、それを全て完璧にはこなせず、結局は嫌われるという経験だ。ドイツは危機のスケープゴートにされている」と指摘した。


・・・転載終了・・・
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